小田原文学館@神奈川県小田原市
2020年05月05日
2019年8月。
小田原2日目の小田原散策。
今日は小田原の日本文学に触れるというのをテーマに散策してみることにしました。
まず最初に訪れたのはこちら。
小田原文学館です。
元宮内大臣田中光顕の別邸を利用して1994年に開設された文学館だそうです。
こちらは本館。別館と合わせて国の登録有形文化財となっています。
こちらの本館は1937年に建てられたスパニッシュ瓦葺きが特徴の洋風建築。
館内は撮影禁止のため写真はないですが、3Fのテラスへ。
この綺麗な色の瓦。これがスパニッシュ瓦葺きなんですね。
鮮やかで当時は本当にモダンだったことでしょう。
テラスからは開放的なお庭を望むこともできます。
ここには小田原に居住した北原白秋や坂口安吾など所縁ある文学人の貴重な展示がされています。
お庭も散策してみます。お庭には北村透谷(きたむらとうこく)の立派な石碑もありました。
透谷は小田原生れで、島崎藤村などにも大きな影響を与えた作家ですね。
小田原やこの近くはかつて有名政治家や文学人たちの邸宅や別宅がたくさんありました。
気候も温暖で、海と山があり、とても賑わった街です。
この町では夜な夜な政治討論や文学、思想の談議も行われたんでしょうね。
日本の長い歴史から言えばまだつい最近のこと。
でもとても歴史ロマンを感じますね。
この地で同じ空気を吸っていたのかと思うと。
最近は今の作家の小説ばかり読んでいますが、改めて日本文学を読み直してみたいと思いました。
今はこのご時世で家で過ごす時間も長いですしね。
ゆっくりと日本文学、読書を楽しむゴールデンウイークにしたいと思います(^^)
☆小田原文学館
*住所 神奈川県小田原市南町2-3-4
*電話 0465-22-9881
*開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
*休館日 年末年始(12月28日~1月3日)、臨時休館あり
*交通アクセス JR新幹線・東海道線「小田原駅」から徒歩15分*住所 神奈川県小田原市南町2-3-4
*電話 0465-22-9881
*開館時間 9:00~17:00(入館は16:30まで)
*休館日 年末年始(12月28日~1月3日)、臨時休館あり
小田急・箱根登山鉄道・伊豆箱根鉄道「小田原駅」から徒歩15分
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